いよいよ見積もりを頼むことになったら、次のようなことをお客様ご自身でもチェックしておかれることをお勧めします。

①お部屋の現状を見ておく
 →壁や天井、床の穴やキズ、カビが生えている、床がぎしぎし鳴る、壁がふわふわしている、などがないか。工事中に発見すると工程がのびたり、費用が割高になったりします。程度にもよりますが、職人さんは、業者の指示がなければ、そのまま仕上げてしまうことがあります。
電気やアンテナ・電話の露出配線はないか
 →壁クロスを貼り替えるときには、これらを壁の中に隠すチャンスです。ご予算とのかねあいもありますが、ぜひ業者さんに相談してみましょう。(大工さんが入らず、クロス貼替だけの工事の時は割高ですが)
③「ブレーカーが落ちる」「コンセントが足りない」ことはないか
 →リフォームの時こそ、こういう不便を一気に解決です。ご予算とのかねあいもありますが、業者さんに相談してみましょう。
④不要品のチェック
 →捨てたいけど、重くて運べない。燃えないので処分に困る…そんなものがあれば、見積もり段階でいれておいてもらいましょう。
⑤建築図面があれば、コピーをとって準備しておく
 →図面があれば、プランや見積もりがよりスピーディにできます。ご自身の書き込み用としても、余分に用意しておくと便利です。
⑥リフォームの要望・不便な点・家族の要望のリストを準備する。
 →下見(見積もり)の段階で伝えておくのと、おかないのとでは、プラン内容に大きく関わってきます。(覚えているつもりでも、伝え忘れがあると「言った、言わない」のもとなので)
⑦下見に来てもらう日は、十分に時間の余裕をみておく。
 →きちんとした見積もり・工事の準備のためには、細かい採寸やリフォーム内容の打ち合わせが必要です。外出前など、時間に余裕がないときは、さけたほうが無難です。
 
⑧下見では写真をとられることがあります。
 →見積もりの時、プランを考えるときに、「現状はどうか」を確認するために写真をとることが多いです。(もし、恥ずかしくても)普段どおりの部屋を見てもらったほうが、よい提案がしてもらえると思います。
⑨直接工事に関係ないところでも、家の中の不具合は調べておく
 →工事中に「椅子の脚をなおして欲しい」とか「ドアのノブががたつく」「トイレの水が漏れている」といったことを「ついでだから」と職人さんに直接頼まれると、直してもらってから、追加請求が来てびっくりということもあります。