(注:業者さん、担当者それぞれの考えがありますので、あくまで私の場合です。
また、工事の内容や現場の状況にもよっても、流れを変えています。)

①工事する部分は上から下へ
*例えば、天井クロス貼→壁クロス貼→床材を貼ります。
(ちなみに…内装職人さんは 壁クロス→天井クロス の順番にすると糊が壁クロスにつくので、とても嫌がります。天井から貼れるように、家具移動など準備しましょう!)
②ホコリ・ゴミ・汚れの出る工事から順番に
*例えば、間仕切り壁の撤去→天井のクロス貼 といった具合です。
 この場合は「上から下」は必ずしも優先しません。
③家の奥の部屋から手前の部屋へ(2階から1階へ)
*手前の部屋を先にしあげると、工事で出入りするうちに汚したり、キズをつける恐れがありますので。
 ただし、マンションなどの場合、手前が子供さんの部屋だったりするので、子供さんが早く落ち着けるように(奥様の休憩場所にしていただくためにも)
 先にすることもあります。   
④洗面所・トイレの内装仕上げは、はなるべく最後の方に
*トイレ・洗面所は工事中お借りする場所ですので、汚してしまうと困るので。
⑤玄関・廊下の内装仕上げもなるべく最後に
*工事中、材料や道具を運び、一番通る場所ですから。
やはりキズをつけたり、汚さないように。
⑥工事期間が長ければ、日曜日以外にも、工事をしない日を入れる
*工事が2週間を越える工事になるときは、お客様のご希望も確認した上で、日曜日以外に工事の休み日をとります。
   
 お客様も毎日いろいろな人が出入りして、お疲れになりますし、家具の中身を出したり、仕上がった部屋の荷物を整理したり、洗濯や買い物をゆっくりしていただいたりできるからです。

 また、急に工事の変更また遅れがでたときに、その日を利用して調整させていただくこともできます。(あらかじめ、お客様にもひとことお伝えしておかなくてはなりませんが)
⑦工事の初日は、できれば材料運びや、養生などの準備に徹する。
*工事のボリュームや、空家かどうかにもよりますが、朝、職人さんが来ているのに、養生をしたり、材料を運び入れるのに時間がかかり、職人さんが「手待ち」になるのは避けたいからです。

(職人さんは「手待ち」と「出戻り」を嫌います。
出戻りとは、一旦現場に行ったものの、引き上げざるをえないことがあって、引き返すことです。その日の日当はどうなるのでしょう?)