リフォームの工事では、契約書はとても重要です。

金額や工事内容によっては、「注文書」へお客様が署名・捺印されるかたちに変えるという場合もあるでしょうが、トラブルを避けるためにも、契約書はぜひ取り交わしていただきたいものです。

契約書には、おもに、

「工事場所」
「工事内容」
「工期」
「請負代金金額」
「支払い方法」

が記載されています。

また、契約約款(やっかん)(建設業法に則した、上記以外の項目に関する内容が記載されたもの)が添付されています。

請負代金金額は見積書と同額のはずですので、(金額変更があれば、工事決定時の金額にて見積書を作り直してもらいましょう)

特に重要なのが、「工期」と「支払い方法」です。

「工期」がきちんと決められていないのであれば、予定通りに工事が開始されなかったり、業者の都合にあわせて、不必要に工事が延びたり、ということもあるかもしれません。(きちんと工程を組んでいないのかもしれませんし)

書面で残しておけば、いざというときには補償が受けられることもあります。(約款に記載してあります。)

また支払い方法も、着手金としていくら、中間払いはあるのか、また、着手金の割合が多すぎないかなど、確認が必要です。