蘆田 秀貴 Ashida Hideki (代表)

家朗の代表である夫のプロフィールをご紹介致します。

私より一つ歳下の夫は、昭和41年生まれです。干支は午で血液型はAB型。
高校まで、山口県の周防大島で育ち、高校卒業とともに、大阪へ。予備校に通い、ミュージシャンに憧れて、ボイストレーニングを受けたりしつつ、アルバイトを転々としたそうです。

引越屋さん、友達の経営する喫茶店の手伝い、海の測量助手や、夜の街(笑)でボーイをしながらジャズピアノを弾く(当時から曲のレパートリー狭し。)紳士服の販売に、オフィスの空気清浄機交換の仕事に、中華料理店でアルバイト…結局、バイトをするうちに、たどりついた内装職人が唯一自分にあったようなのでした。

そして、腕の良い親方と、厳しい兄弟子に育てられ、平成二年には独立。ひとりでご飯が食べられるようになったのです。そして、新築マンション・一戸建て・ホテルやオフィスビル、さまざまな現場を経験するうちに、(私と出会うために…笑)自然とリフォーム業界へ。

もともとは、内装…つまりクロス貼りや床のクッションフロア貼りを専門にしていたのですが、趣味でやっていた木工工事のほうでもリフォーム現場に出入りするうち腕をふるわざるを得なくなり、フローリング貼りや、クロゼット造りをはじめ、化粧台の配管からキッチンの組立など、「多能工」として守備範囲がどんどん 広がりをみせていくのでした。(そして、それにともなって、この道具がいる、あの道具もいる、ということになり、我が家はしだいに狭くなっていくのでした…笑

よく「何でもできる人は、広く浅くできているだけ」ととらえられるようですが、凝り性の夫のこと、なかなかあなどれないものがあります。(本人いわく、「俺は、広く深くを目指しているぞ!」)とにかく、ひととおりのことはできるので、夫のことを「ひとり工務店」とからかうのですが、本人はまんざらでもなさそうです。

そういえば、仕事でもいろいろな職種に興味津々、身につけたがるのですが、趣味のほうも、同じで、音楽にパソコンに料理(ざると鍋の数といったら…)、釣りにプラモデルに、鑑賞魚飼育に鉄道模型。こちらのほうでも「道具」は増え、ますます我が家は狭くなり…つくづく頭の痛い私なのでした。

夫はぱっと見は穏やかで物静かなタイプですが、ノッてくると話し好きだったり、体育会系のところがあったりで、お客様とお付き合いさせていただくうちに、だんだんと素の面を見せていくところが横で見ていて面白いです(笑)。仕事ぶりが真面目でていねいだと、いつも褒めてくださるお客様もいらっしゃり、すかさず「そんなに褒めていただいたら、どこかに登らんとあかんね~♪」と横からツッコむのも楽しい私なのでした。

実際、工事のプランや打ち合わせをする立場としても、夫の施工に対する誠実な姿勢や責任感が心強く、自信をもってお客様に工事をお勧めしたり、現場に取り組むことができます。かけがえのないパートナーです。

今後とも私たちをどうぞよろしくお願いします。